駅伝SLGについて

今年も全日本、上尾ハーフ、学連記録会が終わり、いよいよ箱根まで後1ヶ月ちょっとになりました。

データがほぼ出そろい、学生駅伝好きにとってはあれこれと箱根本戦を予想している今が一番楽しい時期ですね。



今回は私が毎年予想に使っているシミュレーションソフト、駅伝SLGについてです。

すでに公開を停止されたようですが、私が毎年発表しているシミュレーション予想は、以前ダウンロードした駅伝SLG、正式名称は駅伝シミュレーション(箱根駅伝版)というソフトを使っています。

おそらくですが、駅伝シミュレーション(42.195km版)というソフトの製作者である高田洋輔氏のソフトかと思います。



私は08年大会からこのソフトを使って予想し始め、11年大会から自分のHPで戦前に発表しています。

その11年大会では当時は夢の記録だった11時間切りの優勝タイムが予想され、チームは違ったけれどそれは現実になりました。

16年大会でも有力とは思わなかった日体大が11時間9分台でシード獲得と予想されたり(現実は11分台だったけど気温上昇を考えるとかなり近い数値)、このソフトの精度は中々の物だと思います。
 
私はソフトに選手のデータを入力する際の基準を考えただけなので、毎年こんな予想がされるのかと自分でも驚いています。
 
良いソフトだけに、公開停止はもったいないと感じています。



このソフトは05年以前に公開されたようで、4区と5区の距離が06年の変更前の物になっています。

これまでは達成率という項目をいじる事で4区18.5km、5区23km超に対応させていましたが、現実の箱根駅伝は17年大会から4区、5区が元の距離に戻るとの事。

今シーズンからはついにこのソフトも本来の状態でシミュレーション出来るという事になります。



ちなみにこのソフトの選手のパラメーターには、1万mのタイム、安定感、20km適正、上り適性、下り適性、爆発力、1区適性の7つがあり、私が入力しているのは最初の2つだけです。

複雑なので私には2つが限界ですが、もっと駅伝の知識のある人間が上手くこのソフトを扱う事が出来れば、精度はもっと上がるでしょう。

ネットの世界を見渡しても、このソフトを使っている駅伝ファンは私だけのようですが、もっと多くの人達が使って予想を公開すれば、もっと盛り上がると思います。

作者の方がここを読んでいる事は無いとは思いますが、公開再開して欲しいと思います。





「箱根駅伝の話」に戻る