2023年大会の感想 (2)

5/12 UP



大会前に発表した駅伝SLGによるシミュレーションタイムとの比較です

上段 シミュレーション
下段 現実



駒大
10時間45分59秒
10時間47分11秒
+1分12秒



中大
10時間50分46秒
10時間48分53秒
−1分53秒



青学大
10時間44分13秒
10時間54分25秒
+10分12秒



國學院大
10時間51分51秒
10時間55分01秒
+3分10秒



順大
10時間51分40秒
10時間55分18秒
+3分38秒



早大
10時間56分57秒
10時間55分21秒
−1分36秒



法大
11時間04分10秒
10時間55分28秒
−8分42秒



創価大
10時間53分21秒
10時間55分55秒
+2分34秒



城西大
11時間10分27秒
10時間58分22秒
−12分05秒



東洋大
10時間55分47秒
10時間58分26秒
+2分39秒



東京国際大
10時間54分43秒
10時間59分58秒
+5分15秒



明大
10時間58分31秒
11時間01分37秒
+3分06秒



帝京大
11時間11分03秒
11時間03分29秒
−7分34秒



山梨学大
11時間06分33秒
11時間04分02秒
−2分31秒



東海大
11時間01分48秒
11時間06分02秒
+4分14秒



大東大
11時間07分55秒
11時間06分08秒
−1分47秒



日体大
11時間10分55秒
11時間06分32秒
−4分23秒



立大
11時間16分29秒
11時間10分38秒
−5分51秒



国士大
11時間12分19秒
11時間13分56秒
+1分37秒



専大
11時間13分04秒
11時間19分28秒
+6分24秒



久しぶりに行ったシミュレーション予想ですが、青学大や城西大といった10分以上違う大外れもありましたが、全体的にはまあまあ当たった気がします。

法大が−8分以上と大きく外れていますが、予想段階で評価の高かったチームなので、11時間04分台ということはないだろうと思っていました。

予想通りに予想が外れたのはこのシステムの問題点です。



2008年大会から行っている予想の方法を、今回もほぼそのまま使っています。

今回の法大のような例が出ると、新しい要素を取り入れないと、と思うのですが、どう改良すればいいのかわからず結局放置になっています。

出雲駅伝をデータに取り込む案もあるのですが、出雲は前シーズンの箱根の成績で出場校が決まるので、そのシーズンの実力も反映される全日本と同じ扱いにするのは難しいと感じています。

10kmに満たない区間がほとんどで箱根とは距離が違いすぎる問題もありますし。



+−3分以内の誤差で収まったのは8チーム。それほど悪い数字ではないので、まあとりあえず今のままで良いかなと。

前回予想をしたのは、第3世代高反発シューズ登場の2020年大会で、3分以内は7チーム。

その前の2019年大会は記念大会なので公式参加は22チームですが、3分以内は13チーム。

2019年大会くらい当てられたら良かったのですが。

精度を+−6分以内にすると、2019年大会が17チーム、2020年大会が9チーム、今大会は15チームとなり、回復傾向です。



シューズが劇的に進化した2019年夏以降、長距離走の記録は向上していますが、箱根駅伝だけが特に高速化している印象でした。

最近は他の駅伝大会やトラックの記録も伸びてきているので、やっと予想がしやすい状態に戻ってきました。





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