りぼん展に行きました

もちろん目当てはりぼんで連載されていた、マイベストアニメの原作「こどものおもちゃ」です。

場所は新宿タカシマヤ。



会場の11階に上がると周囲は女性だらけ。

こどちゃの舞台を見に行った時を思い出すが、あの時以上だった。

今年40歳になるおっさんの場違い感がすごいが、こどちゃにハマっていた当時は10代の少年だったので許して欲しい。



11階で当日券を購入。この日(7月28日)はチケット購入時にこどちゃのしおりをもらえる。




もちろんこれを狙ってこの日に来ています



チケットを渡して入場すると、大きなりぼんの表紙と、大量のりぼんとコミックスが並んでいる。







周りの女性がカメラで写真を撮りまくっている。

ここは撮影OKらしい。



こどちゃが表紙の号をすべて撮影しました。















奥に進むと、最初に展示されている作品がいきなり目的のこどちゃだった。

ここでも周囲の人たちが堂々と撮影している。

流石に原画とかを撮影するのはまずいのではないかと思ったが、近くにいた警備員に尋ねると、動画撮影とフラッシュは禁止だが、普通に写真を撮るのは良いとの事。

なんという太っ腹。

去年ジャンプ展に行った時は、撮影はもちろん、原画に近づいただけで係員から注意されたというのに。

時間を見る為にポケットからスマホを取り出しただけで警戒される始末だった。

同じ集英社なのにえらい違いです。




1920×1080サイズは こちら



飾られている原画には、男子が教室で暴れているシーン、お母さんごっこの名シーン、ジュースまみれのキッスシーン、水の館の名シーン、人形病編のクライマックスの超名シーンも入っている。

原画を選ぶセンスが良い。

欲を言えば約束の夏の原画も入れて欲しかったが。


原画の撮影はなんか良くわからない緊張感がありました。小花先生が描いた原画が目の前に・・・


1920×1080サイズは こちら と こちら




1920×1080サイズは こちら と こちら (ピンボケ気味)




お母さんごっこの原画の所に書いてあった先生のコメント




原画の写真に写りこんでいるのは後ろにあったモニター。ちょっと邪魔でした。




1920×1080サイズは こちら と こちら (ピンボケ気味)




ジュースまみれのキッスの原画の所に書いてあった先生のコメント




1920×1080サイズは こちら と こちら




1920×1080サイズは こちら と こちら



目の前で原画を見れたのは本当に感動しました。

特に人形病編のクライマックス、「お前と離れたら・・・ダメんなるのはオレの方だ!」のシーンは、こどものおもちゃという作品のクライマックスでしたね。

ただ、ここで見せた羽山の涙と、後の空港での別れで見せた羽山の笑顔、この2つはセットだと思うので、両方原画が見たかったです。

個人的には、こどちゃと言う作品は羽山が感情を出せるようになるまでの物語だと思うので。



本編の原画以外にも、イラストや壁に描かれている絵を見るのも楽しかったです。


1920×1080サイズは こちら


1920×1080サイズは こちら


1920×1080サイズは こちら








抱き合う紗南ちゃんと羽山は約束の夏の名シーン。アニメでは傑作エピソード17話のラストシーン。



しかし、どうも壁の絵には違和感を感じる物も・・・


・・・泣きたくなったらオレんとこに来い、と言うシーンの羽山
上記の抱き合う紗南ちゃんと羽山のシーンに直結する重要シーン
言う相手は紗南ちゃん家の犬のルマとチョコ?




水の館の真子と浩人


左側にはなぜか笑顔の風花ちゃん




原作では罪と罰編が始まる直前、アニメでは65話で印象的な大きな看板の紗南ちゃん。羽山はこれを見てトップスターへと上っていく紗南ちゃんと距離を感じます。
個人的に65話はこどちゃのアニメ全102話の中で最高傑作だと思っています。
この看板の左右にはなぜか


笑顔の剛くんと


ヒールバン・・・している直澄くん



違和感がある物も多いけど、これはこどちゃという作品の持つごちゃごちゃした賑やかさを演出しているのではないか、と解釈しておきます。




1920×1080サイズは こちら

最後にはこのりぼん展のための描き下ろしイラストが展示されていました。

めちゃ可愛いこの紗南ちゃんは、連載当時よりやや大人びて見えますね。



こどちゃの展示エリアにはガラスケースに入った展示物もありました。

アニメに出ていたポラロイドカメラなどが飾られていました。



良く見ると、



オバナちんの私物でした。

こういう展示会で作家の私物が飾られているのは珍しい気がします。



他の作品では、チャチャやママレ、姫ちゃんのリボン、映画版が大好きな耳をすませばを軽く見てから展示エリアの出口へ。



展示エリアを出ると、グッズの販売コーナーでした。

ここでしか買えないかもと思うと、つい財布の紐がゆるんでしまう。

こどちゃグッズに数千円費やしてから会場を後にしました。




名シーンメモとかが入っているらしいが、もったいなくて開封できず




絵が可愛い











またいつか、こどちゃに関係するイベントをやって欲しいですね。

私はどちらかと言えばアニメ版のこどちゃファンですが、やっぱり原作版も良いですね。

人形病編や、今回の原画の展示はなかったけど、罪と罰編には、こどちゃの原作漫画だけが持つ、他の漫画、アニメ作品にはない深さを感じた事を思い出しました。

フィナーレを飾るエピソードである人形病編のクライマックスの原画が見れた事は嬉しかったです。

それらが撮影OKだった事にはなにより驚きました。



こどちゃとは無関係だけど、7月には秋葉原でスレイヤーズNEXTパネル展なんて物もあったり、3月には彼氏彼女の事情の映像が新宿で流れたり、今年は90年代アニメに関係するイベントなどが続いているのは嬉しいです。

これらが刺激になって、今は手放した昔のアニメのLDやら、高級LDプレーヤーやらをネットであさっている最近。

アニメオタク魂復活の傾向・・・





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