伊勢路の隠れた実力者

ここに詳しく書いてありますが、

5km14分(1kmあたり2分48秒ペース)、

10km29分(1kmあたり2分54秒ペース)、

20km60分(1kmあたり3分00秒ペース)

この三つを同価値とした場合、距離が2倍になると1kmあたりのペースが6秒落ちる法則性があります。

これを利用して、距離の違いに伴うペースの変化も考慮して、全日本8区間における10km29分00秒とほぼ同じ価値になる記録を計算すると以下の通りです。



1区14.6km  約43分08秒

2区13.2km 約38分48秒

3区9.5km 約27分29秒

4区14.0km 約41分17秒

5区11.6km 約33分53秒

6区12.3km 約36分02秒

7区11.9km 約34分49秒

8区19.7km 約59分03秒

※レース展開、気象条件、コースのアップダウンは考慮していません

※近似値を使った計算なのであくまで「約」がつきます



現在(日体大記録会終了時点)、箱根駅伝参加予定チームの中で、1万mのベストタイムで29分切りを達成出来ていない、かつ、今シーズンの全日本の区間タイムが10km29分切りに相当する選手をピックアップしてみました。

この伊勢路の隠れた実力者は、箱根路のダークホースになるかも知れません。



館澤 (東海大)
約28分45秒相当(3区27分15秒)
1万mベストタイム 29分50秒67

鈴木(早大)
約28分59秒相当(3区27分28秒)
1万mベストタイム 29分19秒76

宇田(拓大)
約28分43秒相当(4区40分53秒)
1万mベストタイム 29分12秒99

森田(青学大)
約28分41秒相当(6区35分39秒)
1万mベストタイム 29分58秒37

國行(東海大)
約28分53秒相当(6区35分54秒)
 1万mベストタイム 29分25秒80





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